感想。

昨日の夜はローレライを見てきた。
全体を通しての感想。よく分かんなかった!! あと、事前に噂だけ聞いてたパウラの服は肝心のエロい格好が出てくるのって1シーンだけのうえオッパイすら出ないのでその意味ではこの映画は0点!!
という戯言はさておき。
全体を通して見ても主要な登場人物たちの持つ異常なテンションの高さの理由がピンと来ないんだよねー。なんでお前らそんなに必死になれるのって素で思っちまった。敗戦直前っていう前代未聞の危機的状況に置かれているってのは説明台詞から分かるんだけど、それだけじゃ足りない。もっとじかに感情を掻き立てるモンが無えのかと。
戦争末期の秘密兵器って設定は余所でも見たから別に驚かないし、その中枢が実は人間(女の子)ってのも使い古し。その点では独創性は欠片も無し。もっと捻れ。船の一部が外れるってラピュタでもあったしな。それにしてもどうしてローレライの中枢はもっとかわいい・・・そうだなァいかにもって感じのドイツ人っぽい金髪の美少女にしなかったんだろ。そこが不思議でな。あの顔で流暢に外国の歌を歌われても困るって。
あとな、折笠一曹の役って俺は絶対にいらないと思う。乗ってるのパウラだけでいいじゃん。そんで絹見艦長と心と心で触れ合えばいいじゃん。そんで最後切り離せばいいじゃん。都合良過ぎる展開ってのが見え透いてて不快。もっとうまくごまかせ。下手に登場人物増やすから作品全体の質が薄まってるんだよな。
戦闘シーン。一言で言って短すぎ。俺の期待は叶えられなかった、以上。
オチ。??? つまりどういうことだ? 海岸を歩いていった元軍人は何がしたかったのか。オマエ家帰るんとちがうんかい。どういう意図の演出なんだあれ。それと、最後に出てきた取材してる日本人な、オマエ誰やねん!! もっと分かりやすく歳食った折笠一曹とかにしとけよ。その程度の演出で十分だって。
まあ、1000円で見たから、いいけどな。定価だと、ちょっと・・・って思う。内容がわかってりゃ他へ行くね俺は。