あ、そうそう

デンキブラン』のキーワードのリンク先の記事で「電気がめずらしい明治の頃、目新しいものというと"電気○○"と呼ばれ、云々」という説明があったのを読んで、あァ成程と思った次第。
少し前に話のネタにしようと思ったのかなんだったかで『見世物―見世物学会・学会誌 (3号)』を読み返したばかりだったんだよ。実を言うと俺の思い違いで当てにしていた記述はこの本には無かったんだが。ま、それはともかく。ちょうどこの本の論考に「電気が見世物であった時代」という文章があって、今また読み返していたところ。
現代でも例えば俺のような人間には電気は生活必需品と言えるが(電気がなけりゃPCもPS2も只の箱だ)、身近にあるのが当たり前で、無いと困るくらいにしか思ってない。だが、我々がすっかり忘れているだけで、かつて我々にとって電気というものは「多義的であり、魅力的であった」のだ。
非常に面白かったので、是非ご一読あれ。