ふふん、それはね、ロマンだよ
『竜恋』が面白過ぎる。どうしてくれるコラ。世界観もキャラクターのノリもアッパー系のBGMもオチも何もかも俺好み。最後の土壇場で「2005年面白かったゲーム」のトップに食い込んだ。ごく短い作品なのが残念無念。『サバト鍋』の入った箱買ったときは6000円は高いと思ったが、いやいや、金出した甲斐はあったぜ。
ボーイミーツガールのファーストコンタクトでヒロインの咽喉ぶえを拳でぶち抜いた主人公なんざ初めて見たよ。面白いからいいけど。まあ、そういうギャグの部分を取っ払って見ればド真ん中直球勝負のボーイミーツガールもの。そして終わりはハッピーエンド。そうだよな、物語の終わりは幸せな結末じゃなきゃ。悲劇なんぞ糞喰らえだ。
「己はこの世界に生まれた。壊すために。喰らうために。恋をするために」
「恋っぽいこと、しようぜぇ?」
「そして己は、貴様に恋をしたのだ」
なーんて台詞が格好良い。なんつーか、さっぱりしてんだよな。短い作品ではあるが、存分に楽しめた。