100万分の1の世界

以前から気になっていたことがまたひとつ解決した。喜ばしい。


俺が子供の頃見ていたアニメで、確か放送は夜の7時台。宇宙人が人間の体の中にある神秘の力だか謎のエネルギーだかを求めて体内に侵入するのを退治するために宇宙船みたいなのに乗り込んでミクロ化してそれを倒すとかいう話。


よく覚えているのがその宇宙船が人体に潜っていられる時間には限りがあって、出撃前にコーティングした効果が切れると白血球等に襲われてしまうという設定。番組中盤で宇宙船が新型に交代するんだが旧式のほうはそのコーティングが切れた途端に本当に白血球?に襲われたシーン。


あとそうだな。毎回敵側の宇宙人は違う器官に侵入するんだけど、番組の終わりにオッサンがそれを解説してた。三半規管とか眼球とか肝臓とか膝とか。それとCMがいつも同じだったのをよく覚えてるなあ。


なんていうアニメか綺麗さっぱり忘れてたんだが、このたびめでたく判明の運びとなりました。


その名もワンダービートスクランブル。

など参考。


っておいちょっと待て。



番組の終わりに本作の企画・監修を手がけた手塚治虫が「手塚治虫のミニミニトーク」と題して出演し、話の舞台となった人体の器官について説明するコーナーがあった。

あのオッサンって手塚治虫先生ご本人だったかよ!? えーそーだったかなあ。うーん。20年後に知った驚愕の事実(笑)。いやでも改めて作品解説を読んでも正直に言ってさっぱり覚えてねえ。放映年を見ると俺は当時小学生にクラスチェンジしたばっかだったしな。そんなもんだ。


番組に関する事柄を調べてたら宇宙船の名前も判明。『ワンダービート号』っていうらしい。ふーん。装備がえーとミサイルとかレーザーとか人体内部でぶっ放していいものかどうか疑問だが、まあ戦わなくちゃならんのだし。でもって後半新ワンダービート号最大の武器が、


重粒子砲。


粒子砲っつったらあれだよ? ガンダムとかPPCだよ。それに『重』がついてるってこたあれだ。メガ粒子砲ってことか? そんなモン装備さすなよ阿呆・・・と思ったら、癌細胞などに中性子、陽子などの重粒子を照射する治療法って実際にあるらしい。へえぇ(かしこさが1あがった)。


ふつふつと見たくなってきた。アマゾン見たら3万くらいでDVD-BOX買えるのか。こうしてあるって知ってしまった以上なんかの折に買っちまいそうだよ。