一面の霜

朝、団地の中を通ると空き地や畑にびっしりと白い霜が降りていた。今朝は特に寒かったものねえ。一瞬、土のなかに踏み込んで霜を踏んで回りたい衝動に駆られたが、革靴とスーツでコート着てちゃそれは無理だろと断念。休日で私服だったら間違いなくやってたけど。


この時期は外の空気と乗り物内の温度差が激しいので、バスに乗ったり電車に乗ったりするごとにムアッとした空気を浴びるから嫌だ。この熱気と湿気と悪臭の混じった空気は堪らん、とどこかに書いてあったっけ。あれは確かフケと整髪料と口臭の入り混じった云々とあったと思う。同感。軽い拷問だよこれは。


降りるときは降りるときで、特にバスがそうだけど眼鏡が曇って何も見えなくなってしまう。後ろがつかえているので降りてすぐの場所で立ち止まるわけにもいかず視界がきかないまま少し移動しないといけない。いつか転んで怪我するんじゃないか。


曇らない眼鏡レンズとか作ってほしいなあ。


だからといってこういうサービスはどうかと思うが。


正直に言って、うざい。