延長してたのか

今日で終わりだから何としてでも行かなけりゃと池袋の『しかけ絵本の世界展』へ。着いてみると「ご来場のお客様が大変多く入場制限を行っております」の貼り紙。あれま。まあ、休日だしね。よく見ると好評につき開催を28日まで延長ともあった。なんだ、焦らなくてもよかったのか。


仕方が無いので他所で時間を潰し、本屋で買い物をし、夕方になってから向かう。


入ってすぐのところに『不思議の国のアリス』の一場面「アリスの上に落ちてくるトランプ」の巨大展示があったんだけど…。いやほら、向こうさんの感覚で作られてるからさ、ぶっちゃけここのところのアリスのしかめっ面が非常に可愛くない(笑)。チンピラかおまえは。何でこれを大きくするかな。作者の意向か。知らんけど。


進んでいくと、今まで発売された本を1ページごとに大きくして電動で開く仕掛けになっているのが展示されている。朗読付き。ゆっくり周るには良いけどこの日はいかんせん人が多くて難儀した。平日の夜にしとけば良かったと思うこと数え切れず。他にも絵本の製作途中で出力された仕掛け部分(この紙一枚からパーツを切り抜いて仕掛けにするんだからすごい。俺にはどう組み合わさって立体になるのか見当もつかないよ)や作者の製作メモ。実際の作業場を再現した様子など見るものは盛り沢山。オズのエメラルドの都の巨大バージョンはすごかった。


しかけ絵本の歴史」にも面白いものが多かった。たとえば、一冊の本が一繋ぎにパタパタと広がっていってサーカスの様子になるものや、蛇腹状に縦に伸びて手前の穴から奥を覗くものなどがあった。職人の工夫の技が光る。そういえば、見学者がパシャパシャと携帯やデジカメで撮影しまくってたけど近くに居た警備員に咎められてる様子はなかったね。撮影OKだったのか。俺もデジカメ持って行けば良かった。ちっ。


おしまいの販売コーナーで限定ものを買って帰る。会計が会場の外になっていて警備員が誘導するなかを歩かされたのは驚いた。普通そういうの無いよね。人が多くなりすぎて販売コーナーを広げた結果、会計が外に追い出されたとかしたんだろうか。


次の木曜までやってるから急いで見に行くがよろしい。