昔は学校の理科準備室が大好きだった

東京大学総合研究博物館小石川分館で開催されている『驚異の部屋 展』に行く。


駅に向かうバスの車中で視界の隅を何かがかすめたと思って窓から外に目をやると白いものがひらり。最初はゴミかほこりかさもなきゃ灰かと思ったが、雪だった。それほど寒いとは思わなかったけどな。


ただ本当にちらっとだけ降ったきり。


電車を乗り継ぎ、丸ノ内線茗荷谷駅で降りる。駅から外にでるとほどなく雨がパラパラと顔にかかり折り畳み傘を開く。もう雪じゃなくなってしまった。目的地に着くまでにやたらと犬を連れた人と行き交う。犬好きの人が多いのか。


ぶらぶら歩いて10分かからないくらいで到着。記帳して中に入る。一時間弱ほど見学させてもらった。館内には俺のほかに高齢の夫婦らしき人や女性2人組みなど。足音が響くから大体どのへんに人がいるか分かってしまう。「あ、近付いてきてる」とか。


続く。