怖いもの

注射針。
土曜に病院で血抜かれたのは前述の通り。俺は注射器と言うかあの針が嫌なんだ。小学校低学年のときの予防接種なんか泣き喚いて大変だった、らしい。両親がしみじみと語ってくれたがこちとらそんな記憶はござンせん。気のせいと違いますかね。ハハハ!!(乾いた笑い)
とまれ、あの針が嫌でねー。どう嫌かと言うと、んーんんー。まず、怖いと言っても注射器から目を逸らしたりはしない。ここ大事。気を抜いてて知らんうちに刺さったら嫌だろ。だから刺さるまでじっと凝視してるんだが、じっと見てると視界がその一本の針だけになってきて周りから音もしなくなってそうすると針がずんずん大きくなってきてそのまま目玉にぷすりと刺さりそうな気になってくる。でそのままぐぐぐと押し込まれて、目の内容物をちゅるちゅるちゅると吸い出し始める。同時に体液(?)を抜かれた目玉はだんだんとしなびていく・・・って絵を想像してしまう。そんでそれを残ったもう一方の目で間近で見てる俺。痛みは無いけど全身が硬直して動けないし声も出ない。どうしたらいいか分からんうちに注射器には俺の目玉から抜き出したものが溜まっていく・・・アア、モウイヤー!!(全身を掻き毟りつつ)