「警告! 警告! 危険な生物の接近を感知しました」

まあ、そういうネタで。何かの原因でロケットが吹っ飛んだら大変だよねえという話。『カットスロート・プラネット』の基本コンセプトは「地球帝国の貴族をやっつけろ」だけどそれだけじゃ飽きるもんな。ここはひとつ毛色を変えて、あわれ宇宙の漂流者となってもらおうじゃないの。


これがトラベラーとかだったら「方程式モノ」のような展開になることも考えられるけど、スペースオペラにそんな熱線銃で吹っ飛ばす相手もいないようなごちゃごちゃした話はいらん。景気良く人跡未踏の秘境に飛んでいくがいい。


今俺が考えているのはそうやって吹っ飛ばされた結果小惑星帯のどこかに流れ着いてロケットが大破。外を調べてみたところ呼吸できる空気があることが分かり、一か八か外を調べ始めるPCたち。という感じ。ああ、そうそう。流れ着いた先はね、10m以上もあるような見たこともない植物がジャングルになっていて、聞いたこともないような生き物の鳴き声がそこらじゅうから聞こえてくるような場所だよ。もちろん。


忘れちゃいけないのが舞台が『小惑星』であるということ。そう、なんとここでは重力が普通の惑星よりもずっと弱いのだ。だから植物は際限なく大きくなるし、動物だって……。


あまり詳しく書いてしまうと実際に遊ぶときプレイヤー諸氏を脅かすネタがばれてしまうのでここまで。まあ、こういうシナリオがうまく組めるかという問題もあるけど(俺のGMとしての力量とゲームシステムの都合でね)、やってみたいという気はする。


ん。なに。話のマクラの台詞は何かって? んー、白けるから普段はそういう解説はしないんだけど今日は特別にネタ元の物真似をしてあげよう。それで分かると思うよ。もし分からなかったらこの物真似をSFとかに詳しい人にやってみるといい。


では。


腰のスイッチをOFFにされたフライデー(だらり)。


分かるだろ? 分かるよな。絶対に分かるって。