もう少し素人向けの演出希望

さて後半。「星空の贈りもの」。正直に言ってしまうと前半を見ただけで帰るのが悔しかったから見てきたってところ。一度プラネタリウムから出て、出口でもらった招待券を窓口で正式な券に替えてもらう。時間をおかずにもう一度入るとさっきよりは客が入っていた様子。夜の9時だったから、どこかで食事をしてきた社会人が帰る途中に寄ってみたって感じか。


「星空の贈りもの」はさっきのとってつけたようなヘボ演出はなく、メガスターⅡのパワーを存分に使って春夏秋冬の星空を天井一杯に映し出すだけ。そうそう、こういうのが見たかったんだよ。


季節の説明はあるもののどれがどの星とか星座とかいう説明は一切無いので、俺にはそのあたり良く分からなかった。求む解説。いや、中学生レベルの理科の知識が心許ないってのも情けないけど。


北斎に比べるとずっと良かったとは思う。ただ、もっと人気の出る演出のやりようがあるんじゃないかとは思う。それは上映プログラムを作る人間の力量の問題だよな。意味不明なお話を作って喜んでるより、ちゃんと運営してるプラネタリウムに機械を持っていったほうがはるかに世のため人のためになる。


全体の評価としては、甘く見て100点満点中20点。おそらく製作陣はプラネタリウムの運営なんてしたことないんだろうってことで。お金と時間と心に余裕のある人は話の種に見ておいてもいい。星空の迫力は確かに素晴らしいから。別にこの機械を見れるならそっちに行ったほうが良いとは言っておく。


鑑賞後は神田駅まで歩き、お腹は減ってるけど俺の家が遠いのであまり時間をかけないでおこうってことで「美味卵屋」というオムライスの店に入る。初めて入る店だったが、トッピング4種類が全て乗ったオムライスは非常に美味し。ミニビールも量がほどよくこれも良し。カツの乗ったオムライスがこれまた美味そうなので、今度近くに来ることがあれば食べてみよう。