超久しぶりのTRPG

久々にTRPGを遊んで参りました。ゲームは『ゴーストハンターRPG02』。


カードを引いた結果、最終学歴は「大学院」だけど「無趣味」だったので肝心のスキル経験点が入らず。なので〈回避〉や〈魔術〉に割り振ると一般スキルの「〜学」のほうまで回らなかった。せめて1レベルでもあれば言い訳ができたのに、大学院まで進んでるくせに専門知識は何も持ってないという超ぼんくら院生に。


コネは4つもあったのでそれでなんとか世を渡っているのでありましょう。みんな好き勝手に「俺のコネは神」とか言ってたけど(笑)。あと、せっかくだからこの時代の有名人と関わりがあったほうがそれっぽくていいよねということになって記憶を探ったり本を漁ったり。「ダンセイニ?」


そんな感じでヴィルフリート・ドンネルシュタイン君の誕生。ちなみに、ドンネルシュタインとは「雷石」の意味で護符として珍重されていた物だけど、その正体は石器だったり海胆の化石だったりした代物。何かのときに友人たちがそれを知り、以後かれのアダ名は「ウニ」である。後輩からは「ウニ先輩」って呼ばれてる。「ウニ先輩の専攻ってなんです?」「えー、あー、あれだよ。社会学っていうやつ」。たぶん裕福な実家のおかげで入学できたんだろうね。


あと、車は持ってるけど運転できないとか、婚約者持ちの後輩に「おまえが今年中に結婚してくれないと賭けの代金がかさんで俺の家の調度品がまたひとつ消えるんだよなあ」とからんだりとか、美貌の貴族令嬢に声をかけに行ったら(もちろん情報収集が目的だったんですよ?)逆にいいように手玉に取られて面白いように時間を無駄にしたり「そういやウニの奴が魔術に詳しかったな」「……あいつどこ行ったんだよ?」「さっき美人に誘われて庭のほうへ行ったきりまだ帰ってきてないよ」。


いや、でも、戦闘中はちゃんと魔術で殴ったし。まるっきりの役立たずじゃなかったと思いたい。


その戦闘は激戦でありました。ミスティックの霊能力のおかげでなんとか勝てましたが、英国国教会のエージェントである美中年が敵の凶手に倒れ帰らぬ人に。その死を嘆きつつも懐からダイナマイトを頂戴するパーティー。敵の正体を暴くものすごく大事な役を果たしたのに途中で倒れてアイテムを遺すというNPCっぽい最期になってしまった。アーメン。


黒幕は倒したものの、その司祭の死体を触媒として発動した大規模な魔術儀式を食い止めるために真夜中の湖畔を必死で捜索することに。レビテーションで湖を飛び越えて向こう岸から捜索を始めた女占い師の機転もあり、かろうじて儀式の発動は阻止できた。湖から巨大な水の塊が人のような形を取って立ち上がりかけたものの、その形が完全になる前に崩れ落ちたのであった。


事件の舞台となった館は炎に清められ(「やっぱ燃やしとかないと」)、残ったのは一連の儀式に関わる詳細が記述された魔術書のみ。それはウニが懐に入れて帰りました。解読の結果新しい魔術を覚えることにも成功。


久しぶりに遊んだけどやっぱりTRPGは楽しいよ。ゲームマスターならびに他のプレイヤーの方々もお疲れ様でした。楽しかったです。またぜひ遊んでやってください。


その後は遅めの夕食を取りつつまったりとおしゃべり。


D&Dの世界は聞けば聞くほど面白いですのう