連休のこと

今年の三連休は天候に恵まれて何より良かった。去年も一昨年も雨だったからなあ。


連休中に遊んだゲームは以下の通り。


●アステロイド
 RPGamer誌の付録ボードゲーム。「狂った科学者の脳がコピーされた資源採掘用小惑星が地球への衝突軌道コースに乗った。これを防げるのは君たちだけだ」みたいな感じのやつ。やっぱSFもののコンピューターはおかしくなってナンボだよな、と言いつつプレイしてきました。


結果は人類側プレイヤーチームの辛勝。ラッキーと教授の娘(名前忘れた。俺はこいつのことを途中からビッチとしか呼んでなかったせいだと思うよ)のみが生き残り、脱出に成功。


俺が担当したキャラは宝石泥棒のやつと、素手の破壊力がパワードスーツと同等の人類最強の男マッスル。ラッキーの兄貴。それに途中で睡魔に勝てずプレイから脱落した人の代わりのカーター。宝石泥棒はプレイ開始後しばらくして誰にもその死を看取られぬまま採掘ロボに抉り殺され、マッスルは負傷して動けなくなったので抱えていた爆弾でロボ一体を道連れに爆死。リプレイ漫画でも同じよーなことがあったようだが。


カーターも負傷して動けなくなっていたが、コンピューター側プレイヤーがわざわざトドメを刺すほどの手間をかけたくなかったらしく放置されて生きながらえていた。ところが、ダイスの神様の思し召しで教授の娘がカーターと恋仲になってしまう。誰かと恋仲になった娘はそのキャラと一緒じゃないと脱出できないという制限があるので、このままだと教授の娘は小惑星と一緒に吹っ飛ぶことになる。


つーわけでここから茶番開始。武器を探してきたけどこれしかなかったの、と鳴き声で言いながらもヒドく冷めた目付きで爆弾をカーターに押し付ける娘。カーターも映画「アルマゲドン」のブルース・ウィリスっ面になりつつ、爆弾を受け取る。ここから脱出したら一緒に住もうとかなんとか適当なショウアップを入れつつ、カーター爆死。


ところでこのゲームには「生存しているキャラクター全員が脱出に成功」した場合に与えられる「人道的勝利」っていう勝利条件があんのよ。誰も見捨てなかったよってことなんだろうけど。今回はラッキーと教授の娘のふたりだけが生き残り、ちゃんと脱出もできたので「人道的勝利」をゲット。まあ、一人思いっきり謀殺されてるけどな。しょせん歴史は生き残った者の都合の良いように記録されるのさ。


けっこう長い時間のかかったゲームだったけど、とても面白かった。ゲーム開始前に俺がキャラクター駒を下の草むらに落として危うく紛失しかけるという事件もあったけどね。あれは不注意だった。すぐ見つかって拾えたから良かったけど。どうもすみませんでした。