『ナンちゃんを探せ!』ってコーナー知ってる奴は挙手。

ひょいとメモ帖を開いたら「帰りしなにリブロの絵本コーナーへ寄ること」とあった。はてさてなんか用があったかいなと記憶をさらってみたが思い出せず。そもそもいつ書いたんだこれ。『忘れないように』メモっておいてもそのメモしたことそれ自体をぽかーんと忘れてるようじゃ意味ないやんけ。まァ俺にはよくあることなんだが。・・・ホントに俺の脳ってどっかおかしんいんじゃないのかね。細かいことってすぐ忘れるんだよ。
記憶をつかさどる部分(海馬だっけ海綿体だっけ?)になんか住み着いてるのかも。ちっちゃい人とか。なんて事を思いながらメモを手繰ってみたら、お。お。お。分かった分かった。
ウォーリーを探せ!」の本を探そうと思ってたんだ。あの本なァ、俺が見かけた記憶があるのって『イズミヤ』っていう店だったな。具体的な地名は忘れたが武庫之荘と宝塚の間。結構大きめの店で、地下には飲食コーナーがずらりと揃ってて俺と弟はいつもそこの店のひとつでお好み焼きの豚玉を食ってた。懐かしいのう。
そこの3階にあった本屋で見たんだな。えーと、中1くらいか俺。あの本の目的は雑多な絵の中からウォーリーを探すことなんだけど、俺はむしろこれでもかってくらい描き込まれたウォーリー以外の人たちのほうを熱心に見てたよ。マンガと違うからそいつらにフキダシなんてついてなくて何しゃべってんのかなんざ誰にも分からないんだけど、それだから楽しかった。何をやってて何を言ってるのか脳内補完して楽しんでた。
あのウォーリーってひょろメガネがなんで『ここではないどこか』をふらふらしてたのかってのは実は未だに知らん。いやむしろ、もう知りたくない。ググればそういうことを説明してくれてる所も見つかるんだろうけどあえて探さない。どんだけすごい秘密があっても今この「知らない」こと以上に楽しくはないと思う。そういや、どれかの本にはウォーリーを性転換したような女も載ってたな。あれ妹か恋人か本人かも知らんが、それでいい。詮索したくない。そういや大学時代にこの話したら偉そうに解説くれようとした先輩がいて慌てて黙らせたことがあったな。
で。今さっきamazonをちょっとだけ覗いてみたら俺の知らなさそうなウォーリーの本を発見。説明文を読まずにさっさと閉じたけど、もしかしてまだ続いてるのかあれ。かわいそうだなウォーリー氏。まだ家に帰れてないのか。呪われてんのかもしかして。
へー。今日はちょっと無理そうだけど明後日くらいに本屋へ行ってみるとしよう。
あ。今思った。あれってまよキンのネタにならん? どうかな。