アダ名の分析

水滸伝の豪傑たちの個性的なアダ名のそれぞれの由来や意味は実際に本を読んでもらうとして、このアダ名のつけ方にも組み合わせルールがある。そのルールを知っていれば武侠傳のキャラ作成の際に何かと役立つだろうと思うので、水滸伝の中に出てくるもののうち、ごく簡単なものを紹介する。
1,小○○・・・○○の再来*1
例:「小李広」花栄  「小温侯」呂方*2  「小尉遅」孫新  「小覇王」周通

2,賽○○・・・○○よりも勝る。
例:「賽仁貴」郭盛

3,病○○・・・顔色の悪い○○。
例:「病尉遅」孫立  「病関索」揚雄 

4,○○大虫・・・大虫とは虎のこと。なので○○の虎、○○な虎という意味。
例:「母大虫」顧大嫂  「病大虫」薛永

こんな所か。まあ、あんまり難しく考えなくてもいいだろ。思いつかないなら別に無視してもゲームに支障はないはずだ。ただ、GMをやるとしたらシナリオのボスに大仰なアダ名を付けてやったほうが盛り上がるんじゃなかろうかって思う。・・・でも、誰も意味がわからんって可能性もあるんだよな。そのあたりの見極めのほうが難しいかもしれん。

*1:丸の中には誰か英雄の名前を入れる。

*2:「温侯」は三国志演義呂布が賜った位。