実物大の迫力

行きたい行きたいと言いつつ、今日まで行けなかった。ようやく行ってきた。
ボトムズ
思ってたよりはるかに小さい展示場だった。ンだよサンライズニフティもどーんと金出してやれよ。ワンフェスのときと違って全身だぜおい。絶好の宣伝じゃねえか。俺が社長ならそうするけどなあ。
製作者さんは本業は鍛冶屋さんだそうで。鍛冶屋ってえと剣とか鎧とか造ってるのが即思い浮かぶ俺も駄目だが、でも始めて聞いたときって何やってるのかって分からんのと違うか。ボトムズ以外にもその本業のほうの作品があって、へーと思いつつ見てきた。鉄でもプロの手にかかると粘土みたくどんな形にもできるのな。職人技というのはすごいのう。
さて、狭い場内をぐねぐね蛇行しながら本命のもとへ。右足の後ろ側から背中を回って左側面を通ってご対面。
いやあ・・・・・でっかいねえ・・・。
左手のガトリングなんて筒ひとつに俺の手が入りそうな大きさだからね(お触り禁止なのでギリギリまで手を近付けてみた感じとして)。あそこから弾が飛んで来るんじゃ戦車でも吹っ飛ばせるよな。で、機体の前にはマシンガンも鎮座。これまた凶悪な存在感で。だってトリガーひとつとっても人間の手のひらより大きいくらいなんだぜ。こんなん構えた連中が束で向かってきたら抵抗する気力なんか無いって。あとそれと、作中ではATって戦闘中ばかすか破壊されてたよな。兵器としてそれでいいんかってくらい。でもなあそれも納得した。あれだけ口径のでかい武器持ってるんじゃ何で装甲仕立てても駄目だろー。
そしてそして。ご本尊。天井ぎりぎりの大きさ(5mくらいか?)で、ちゃんと大河原立ちをしてる(笑)。カッケエなあ。ワンフェスの時はパーツだけだったけど、それでもその大きさに感動したけど、完成体の迫力には遠く及ばない。動くところを想像するだけで震えがくる。面白かったのが、「まずあそこに足を乗せて、手でそっちを掴んで、えいやと体を持ち上げたら次はその上の取っ手を掴んでよじ登る」絵がリアルに想像できたこと。結構力がいるだろうし、落ちたら怪我するだろうなってのもよくわかる。だからこそ降着状態があるわけだ。色々わかって素直に嬉しい。今度からロボットもの見る目がかなり変わってくるなこれは。
嬉しい誤算がひとつ。売り切れましたってあちこちで見かけた本とボルト、売ってた。展示期間中最後の土日だからってことで増えてた模様。