『カットスロート・プラネット』のイベントに行ってきた・その2

さて。以上のようにして第二太陽系に生まれた海賊たちは今回はこんな感じ。


《キャプテン・ハウリングブラスター》
表向きは地球帝国の上流階級のお嬢。而してその正体は敢然と帝国の圧制に立ち向かう少女海賊。目にも止まらぬデリンジャーの早撃ちの名手。なんとおいしい設定なのか。記念すべき第一番目の首級はキャプテンが挙げた。余談だがパーティのリーダーには栄えある『キャプテン』の名が冠される。うらやましい。


《ダンシングモンキー》
土星出身のドレッドヘア風味の人間の青年。歓楽惑星出身らしく、「おだいじん」やコンパ上手といった技能を揃えている。その他、自分が酒を飲んで他人を治療するという世にも稀な特技を持つ。交渉系の技能が多いかとも思ったが戦闘でも活躍したね。ロケットランチャーは文句なしに強い。ここぞの一発はお見事。


《ラフィングアステロイド
巨漢のトカゲ人。いわゆる「表紙絵で主人公のちょっと後ろに居るガタイのいい奴」。白兵戦特化型生命体。それ以外ではほぼ無能。いいんだよ尖ったキャラのほうが楽しいんだから。敵との一騎打ちの場面で勝てていれば最高だったんだが……。


《グリーンドリルアーム》
その名の通りドリルを愛用する学者肌海賊。本人はあまりその意識は無いが、なんせ専門が太陽系のきちんとした歴史を纏めることだから、自分たちの都合のいいように記録を記す帝国に蛇蝎の如く忌み嫌われている。パーティ随一の頭脳労働者のため、その方面の仕事を全般的に担当することに。ダメージを治療する間もなく太陽系を渡るためロケットを駆る彼の姿は立派だった。なお、ドリルは当たると遮蔽物を一撃で消滅させるエラくおっかない武器である。


《ハングリーラビット》
冥王星出身の……プリースト? そこらの男が逆立ちしても敵わないような筋骨隆々とした外見であるがれっきとした女性。たまに仲間からも性別を忘れられていたようだが。彼女が手をかざすとアラ不思議見る見るうちに怪我が治ってしまうのである。実際これがなかったらやばかった。戦闘系の技能に縁が遠かったのを機知でカバー。上手い。